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地中海沿岸から中央アジア原産の大型の多年草で、チョウセンアザミを改良したとみられています。日本では、徳島県、長野県、九州などが主な産地であすが、生産量は多くありません。
利用部位は開花する直前の蕾や根で、葉のように見える肉厚の萼の下部と萼に包まれた花芯(花托)の部分を食べます。
朝鮮薊(アーティチョーク)
利用部位は開花する直前の蕾や根で、葉のように見える肉厚の萼の下部と萼に包まれた花芯(花托)の部分を食べます。
水はけの良い土地が生育に適し、土壌は耕土が深くて排水が良く、有機質の多い肥沃な土地であれば良品が得られやすいです。成長すると高さは1.5~2mほどに達します。
6~8月に管状花だけの黄色の大きな頭花をつけます。
アーティチョークはコレステロール値を下げる作用、肝臓から分泌される胆汁の量を増やす作用、利尿作用があることが報告されています。現在ではアーティチョークを食した後、血中コレステロール値が下がるという実験結果が世界中で報告されおり、高コレステロール血症の薬シナーラは、この植物から精製されています。