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南アメリカ、特にペルーの熱帯山岳地帯に分布している常緑高木です。
生薬名はキナ皮で、 薬用部位は樹皮です。生薬「キナ皮」は6年生以降の樹皮から採取されます。
解熱、健胃、強壮剤としての効果もあり、ペルーの先住民族は現在でも熱や消化器系の病状や、感染症に用いています。
主成分キニーネはマラリア原虫を死滅させることから、マラリアのかつてマラリア治療薬とされていました。
赤機那樹(アカキナノキ)
生薬名はキナ皮で、 薬用部位は樹皮です。生薬「キナ皮」は6年生以降の樹皮から採取されます。
高さは4-10mまで生長します。枝は赤っぽく、葉も時がたつと赤色に変色します。
花は淡紅色の鐘状のものをつけます。
解熱、健胃、強壮剤としての効果もあり、ペルーの先住民族は現在でも熱や消化器系の病状や、感染症に用いています。
主成分キニーネはマラリア原虫を死滅させることから、マラリアのかつてマラリア治療薬とされていました。