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ゴマ科ゴマ属の一年草。アフリカ大陸に野生種のゴマ科植物が多く自生していますが、考古学の発掘調査から、紀元前3500年頃のインドが栽培ゴマの発祥地であるとされています。
生薬名はゴマで薬用部位は種子です。種子が食材や食用油などの油製品の材料とされ、古代から今日まで世界中で利用される植物です。
栄養価が高いことから滋養強壮になり、切り傷、ただれ、刺し傷の治癒にも使われました。傷や皮膚ただれには、新鮮な胡麻油を患部に塗布すると、傷面の保護や消炎に役立つと言われています。
薬膳的には、黒ごまは平性で肝臓や腎臓に作用し、精力を増強して、白髪・耳鳴り・めまいなどを改善するとされます。白ごまは寒性で、便秘を解消するとされています。
胡麻(ゴマ)
生薬名はゴマで薬用部位は種子です。種子が食材や食用油などの油製品の材料とされ、古代から今日まで世界中で利用される植物です。
草丈は約1メートルになり、夏(8月)、葉腋に白色の花をつけ、秋に結実して実の中に多数の種子を含みます。
花期は5~9月。葉腋に白色、紅色、紫色の唇形花を1~3個付けます。
栄養価が高いことから滋養強壮になり、切り傷、ただれ、刺し傷の治癒にも使われました。傷や皮膚ただれには、新鮮な胡麻油を患部に塗布すると、傷面の保護や消炎に役立つと言われています。
薬膳的には、黒ごまは平性で肝臓や腎臓に作用し、精力を増強して、白髪・耳鳴り・めまいなどを改善するとされます。白ごまは寒性で、便秘を解消するとされています。