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東アジアの温帯地方に分布し、日本各地の湿地や小川の縁に生える多年草です。
薬用部位が地上部の生薬名はハッカで、葉はハッカヨウといいます。西洋薄荷(スペアミント・ペパーミント)に対してニホンハッカ、又は和ハッカと呼ばれ薬用とされます。
芳香成分のメントールを多く含有していることが特徴で、解熱、健胃、鎮痛作用があり、熱性のカゼや頭痛、咽喉痛、ガスが溜まって腹が苦しい症状などに用います。
ハチ刺されには生の葉の汁を患部にすり込むと良いです。
薄荷油や成分のメントールは筋肉痛などの外用薬,軟膏の原料となります。
薄荷(ハッカ)
薬用部位が地上部の生薬名はハッカで、葉はハッカヨウといいます。西洋薄荷(スペアミント・ペパーミント)に対してニホンハッカ、又は和ハッカと呼ばれ薬用とされます。
草丈は通常60~80cm、茎は下部から分枝し、四角形で直立します。葉は長楕円形で鋸歯縁です。両面に軟毛のある葉は十字対生します。
花期は8~10月、茎の上部、葉脇に紫白色~紫色の小さな唇形花を密に輪生します。
芳香成分のメントールを多く含有していることが特徴で、解熱、健胃、鎮痛作用があり、熱性のカゼや頭痛、咽喉痛、ガスが溜まって腹が苦しい症状などに用います。
ハチ刺されには生の葉の汁を患部にすり込むと良いです。
薄荷油や成分のメントールは筋肉痛などの外用薬,軟膏の原料となります。