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ハマゴウは本州・四国・九州をはじめ、台湾・中国・東南アジアなどに分布するシソ科の落葉小低木です。
ハマゴウとミツバハマゴウ両種の果実は蔓荊子と呼び、漢方処方に配合されています。ハマゴウの葉を線香の原料にしたことから「浜香」の名でも呼ばれているようです。
鎮静・消炎効果があり、頭痛・目昏・耳鳴りなどの諸症に用いられます。これを処方した薬剤は非常に多く、少量でも効果が大きいです。
ハマゴウの薬湯利用は古くから行われていました。葉と果実が利用されます。効能として神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり・風邪・頭痛・手足のしびれ・冷え症などによく、痛みを和らげ保温効果が高いです。
浜栲(ハマゴウ)
ハマゴウとミツバハマゴウ両種の果実は蔓荊子と呼び、漢方処方に配合されています。ハマゴウの葉を線香の原料にしたことから「浜香」の名でも呼ばれているようです。
暖地の海岸砂地などに群生、地上をはって伸びます。茎から30~60cmほどの枝を直上します。葉の表面は緑色ですが、裏面には柔らかい細毛が密生し灰白色にみえます。
7~9月ごろ枝先に長さ4~7mmの円錐花序を出し紫青色の唇形の花をたくさんつけます。
鎮静・消炎効果があり、頭痛・目昏・耳鳴りなどの諸症に用いられます。これを処方した薬剤は非常に多く、少量でも効果が大きいです。
ハマゴウの薬湯利用は古くから行われていました。葉と果実が利用されます。効能として神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり・風邪・頭痛・手足のしびれ・冷え症などによく、痛みを和らげ保温効果が高いです。