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ハトムギは熱帯アジア原産のイネ科の植物。日本には古くから渡来し,西南部の暖地で栽培されています。
生薬名はヨクイニンで、薬用部位は種皮を除いた種子、根です。鳩が好むことから「鳩麦」と名付けられたとも。精白した状態のもの、焙煎したもの、粉末とさまざまな形で活用されています。
痛みやしびれを緩和する働きがあることから、解熱、鎮痛、消炎薬として、関節炎やリウマチなどに用いられる漢方薬に配合されています。
ハトムギには利尿作用があり、むくみ改善やデトックス効果も期待されます。
医薬書「大和本草(やまとほんぞう)」にも、すでにハトムギには美白やイボ取りなど、主に美容効果があるとされています。
鳩麦(ハトムギ)
生薬名はヨクイニンで、薬用部位は種皮を除いた種子、根です。鳩が好むことから「鳩麦」と名付けられたとも。精白した状態のもの、焙煎したもの、粉末とさまざまな形で活用されています。
一年草。草丈1~1.5 m。茎は直立し、剛直で叢生します。葉は互生し、細長い披針形で幅約2.5 cm。下部は大形の鞘になります。
花は夏に穂状花序に数個の花を付けます。果実は長さ8~10 mm、楕円形で茶褐色、ハトムギ茶で親しまれています。
痛みやしびれを緩和する働きがあることから、解熱、鎮痛、消炎薬として、関節炎やリウマチなどに用いられる漢方薬に配合されています。
ハトムギには利尿作用があり、むくみ改善やデトックス効果も期待されます。
医薬書「大和本草(やまとほんぞう)」にも、すでにハトムギには美白やイボ取りなど、主に美容効果があるとされています。