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東アジア原産の多年草で、平安時代の頃から薬用に利用され、江戸時代には薬用だけでなく子供の玩具として盛んに愛用されたといわれています。日本で一般的に「ほおずき」と呼ばれるものには、主に観賞用に扱われてきたものと、食用にされているものの2つがあります。
生薬としては全草をサンショウ、根茎をサンショウコンとして扱われています。
鬼灯(ホオズキ)
生薬としては全草をサンショウ、根茎をサンショウコンとして扱われています。
ほおずきはナス科ほおずき属の多年草です。草丈は60cmから80cm位になります。
6月末から7月にかけて黄色い花を開花させます。花が咲いた後、六角のがくの部分が袋状になって果実をふっくら包み込み、熟すとオレンジに色づきます。
鎮咳、解熱、利尿作用があり、咳、発熱、のどの痛み、むくみなどに効き目があるとされています