薬草「イカリソウ」

薬草「イカリソウ」

学名: Epimedium grandiflorum var.thunbergianym

Herbs album

 Herbs

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本州東北地方以南の太平洋側、四国の丘陵や山麓に分布する多年草です。

錨草(イカリソウ)

生薬名はインヨウカクで、薬用部位は地上部の葉茎です。

  1. 生育環境と植物の形態:
    草丈は15~25cm、根茎は横に這い数本の茎を束生します。
  2. 花の特徴:
    4~5月に咲く紅紫色の花が、錨に似ているのが名前の由来です。
  3. 効能:

    古くから強精、強壮薬として知られており、生殖機能の低下、老化に伴う衰弱、関節痛、健忘症などに用いられます。

    焼酎漬けも同じように利用できるほか,脳血管障害による半身不随,胃弱などにも用います。

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