(画像クリックで拡大)
イランイランは、フィリピンやマレー、セーシェル諸島、タヒチなどの暖かい熱帯気候に生息する木です。イランイランとは、タガログ語(フィリピンの言葉です)で、花の中の花という意味を持ちます。
イランイランの木の花から得られる精油は、香料として広く利用されています。その香りはとても強く、濃厚な甘さと、スパイシーさでフローラルハイの代名詞を持っています。
イランイランの木
イランイランの木の花から得られる精油は、香料として広く利用されています。その香りはとても強く、濃厚な甘さと、スパイシーさでフローラルハイの代名詞を持っています。
低木から高木、ふつう高さ6–18メートルですが、大きなものは33メートルにもなります。
イランイランの花序は1個から数個の花からなり、花には甘い香りがあり、垂れ下がって咲きます。黄色や藤色、ピンク色のものがあります。中でも黄色の花からよい香りの精油がとれます。
近年ではアロマテラピーで広く使われています。ストレスを軽減させ、イライラを鎮める作用、抗抑鬱作用があるとされています。