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日本、中国、朝鮮半島などに分布する常緑性の多年草です。日陰でもよく育ち、公園や庭の垣根ぞいに植えられていて、緑の少ない冬ではひときわ目立ちます。
生薬名はバクモンドウで、薬用部位は根の膨大部です。葉の形から、蛇のヒゲあるいは竜のヒゲと呼ばれています。
オフィオポゴニン(ステロイド配糖体)などの成分を含み、鎮咳、止渇、去痰などの作用があります。
口渇、寝汗、便秘、煩躁、不安感、動悸などにも応用されます。
蛇の髭(ジャノヒゲ)
生薬名はバクモンドウで、薬用部位は根の膨大部です。葉の形から、蛇のヒゲあるいは竜のヒゲと呼ばれています。
葉は根生で叢生し、線形から広披針形で長さ30~40cmです。
花は7~8月に広鐘形の淡紫色または白色の花をやや密に付け、冬には光沢のある青色の果実をつけます。
オフィオポゴニン(ステロイド配糖体)などの成分を含み、鎮咳、止渇、去痰などの作用があります。
口渇、寝汗、便秘、煩躁、不安感、動悸などにも応用されます。