薬草「カッコウチョロギ」

薬草「カッコウチョロギ」

英名: Betony

Herbs album

 Herbs

 (画像クリックで拡大)

原産地はヨーロッパ、小アジア。シソ科の多年草です。

霍香石蚕(カッコウチョロギ)

利用部分は開花期の地上部です。カッコウチョロギの和名はカッコウの鳴く頃に開花することから来ているようです。

  1. 植物の形態:
    草丈15~70cm。茎は四角形で角に粗毛があります。
  2. 花・葉の特徴:
    葉は長い楕円形で鋸歯があります。5~7月頃、30cm程の長い花茎の先端に赤紫の唇形の小花が集まった花穂をつけます。
  3. 効能:
    よく乾燥させた葉は、血行を促進しストレスによる頭痛、片頭痛などに鎮痛効果があります。また神経を鎮める鎮静効果もあるので、不眠症にも効果があります。
 目次へ戻る