薬草「キバナイカリソウ」

薬草「キバナイカリソウ」

学名: Epimedium koreanum Nakai

Herbs album

薬膳薬草図鑑

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キバナイカリソウは日本では、北海道、近畿以北の日本海側に、アジアでは朝鮮半島に分布し、山地の林床、林縁に生えます。メギ科イカリソウ属の落葉性の多年草です。

黄花錨草(キバナイカリソウ)

生薬名はインヨウカクです。インヨウカクの基原植物はキバナイカリソウ他にも、イカリソウ、トキワイカリソウなどがあります。薬用部位は地上部の葉茎です。

  1. 生育環境と植物の形態:
    高さは30-60cm。葉の形は卵形~狭卵形で先端はとがり、縁は刺状の毛があります。
  2. 花の特徴:
    花期は4-5月で、葉の下側に淡黄色の錨のような特異な形をした花を咲かせます。
  3. 効能:

    古くから強精、強壮薬として知られており、神経衰弱、健忘症、強精、強壮に用いられます。

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