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日本固有種ともされ、北海道から九州の浅い池や沼に生育します。スイレン科コウホネ属に属する水草の1種です。
地下茎を乾燥させたものは川骨(せんこつ)とよばれ、生薬とされます。
鎮咳、去痰、利尿、消炎、浄血、止血、強壮、解熱などの作用があるとされています。
漢方では、捻挫や打撲による腫れや疼痛の治療を目的に利用される治打撲一方に配剤され、川骨は鬱血を除き瘀血(血の巡りが悪い状態)による痛みを緩解する働きを担っています。
河骨(コウホネ)
地下茎を乾燥させたものは川骨(せんこつ)とよばれ、生薬とされます。
底泥中を横に這う地下茎から葉を伸ばし、水面より上に葉を立ち上げます。
夏になると、長い花柄の先に直径3–5センチメートルほどの黄色い花を咲かせます。
鎮咳、去痰、利尿、消炎、浄血、止血、強壮、解熱などの作用があるとされています。
漢方では、捻挫や打撲による腫れや疼痛の治療を目的に利用される治打撲一方に配剤され、川骨は鬱血を除き瘀血(血の巡りが悪い状態)による痛みを緩解する働きを担っています。