薬草「コンニャク」

薬草「コンニャク」

学名: Amorphophallus konjac

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コンニャクはインドシナ原産のサトイモ科です。コンニャクの歴史は古く6世紀頃仏教とともに中国より伝わったとされその後、精進料理として広まったと考えられています。

蒟蒻(コンニャク)

生薬名はコンニャクで、コンニャクイモの球茎を原料としています。コンニャクイモの粉末に水を加えてこね、石灰水(アルカリ)を混ぜて加熱してできる加工食品です。

  1. 生育環境と植物の形態::
    コンニャクは湿気の多い森林地帯や草原、山地など、様々な場所で自生しています。特に、日本や中国、台湾、ベトナムなどの地域でよく見られます。コンニャクは湿度が高く、温暖な気候を好みます。日本では山地や森林の下草層に生育し、栽培されることもあります。
  2. 花の特徴:
    コンニャクは球根を地中に形成し、葉は大きくて平たい形をしています。葉は地表に水平に広がり、花茎を立てて花を咲かせます。花は大きくて特徴的な形状をしており、複雑な模様や色彩を持っています。ただし、コンニャクの花はあまり目立たず、香りもないため、観賞用としてはあまり栽培されません。
  3. 効能:

    ダイエット効果: コンニャクは非常に低カロリーであり、食物繊維が豊富です。腹持ちがよく、満腹感を得ることができるため、ダイエット中に積極的に利用されます。

    抗炎症作用: 血糖値コントロール: コンニャクには糖の吸収を抑制する効果があり、血糖値の上昇を緩和することができます。糖尿病予防や管理に役立ちます。

    便秘解消: コンニャクに含まれる食物繊維が腸内の働きを促進し、便秘の解消や排便の改善に役立ちます。

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