薬草「スペアミント」

薬草「スペアミント」

英名: Spearmint

Herbs album

薬膳薬草図鑑

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 Herbs

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スペアミントは、オランダハッカやミドリハッカとも呼ばれているシソ科ハッカ属の多年草で、ヨーロッパ中部から地中海が原産のハーブの一種です。日本でも精油を目的とした栽培が行われています。

緑薄荷(ミドリハッカ)

古くからハーブとして用いられています。ハーブとしてそのまま葉を料理や紅茶や菓子などに添えて用いたり、香料や入浴剤にも使われます。

  1. 生育環境と植物の形態:
    草丈30-60センチメートル程度で、ペパーミントよりも低いです。株は全体的に無毛です。冬期は地上部が枯れます。
  2. 花の特徴:
    葉は、槍の穂先のような形(spearの由来である)の長楕円形で、長さは5cm、葉縁にのこぎりの刃のような形の鋸歯があります。花期は夏から秋にかけて(6 - 8月ごろ)。茎の先端に長さ5cm程度の花穂を伸ばし、そこに白から淡紫色の花を多数つけます。
  3. 効能:

    スペアミントには、殺菌・防腐効果があり、口臭の原因となる口の中の細菌を除去することで、口臭を予防します。また、スペアミントは抗炎症作用があるため、口内炎や歯茎のただれにも役立ちます。

    スペアミントには脳の機能や健康を維持する働きがあるロスマリン酸が含まれるため、脳の健康維持や脳の認知機能の改善や、記憶力・注意力・集中力を高める効果・効能も期待されています。

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