薬草「ミツバハマゴウ」

薬草「ミツバハマゴウ」

英名: Bidens pilosa

Herbs album

 Herbs

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奄美大島以南の沖縄、および東南アジア、ミクロネシア、オーストラリア、東部アフリカなど広く分布する落葉低木です。

三葉浜荊(ミツバハマゴウ)

ミツバハマゴウの生薬名はマンケイシで、薬用部位は果実と茎葉です。

  1. 生育環境と植物の形態:
    ミツバハマゴウは草原、道端、畑など、日当たりが良くて湿度の高い場所で見られます。樹高2m以上に達します。幹は直立、または斜上します。葉は倒卵状楕円形で、裏面は灰白色で先が少し尖っています。
  2. 花の特徴:
    花期は8~11月頃です。ミツバハマゴウの花は小さくて淡紅紫色をしており、花径は約1センチ程度です。花は通常、葉と茎のつけ根の間に咲きます。
  3. 効能
    ミツバハマゴウの果実はカゼの治療、鎮痛作用があり、カゼの症状、関節痛、頭痛、リウマチなどに用います。
  4. 効能
    目や耳の症状として高齢者の視力や張力の低下、めまい、中耳炎による耳垂れなどにも用います。
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