薬草「ニオイテンジクアオイ」

薬草「ニオイテンジクアオイ」

英名: Rose geranium

Herbs album

 Herbs

 (画像クリックで拡大)

ハーブとして広く栽培される植物です。特徴的な香りを持ち、葉や茎から強い香りを放ちます。

匂天竺葵(ローズゼラニウム)

南アフリカ原産で、茎葉にバラのような芳香をもつ。水蒸気蒸留して得られる精油は「ゼラニウム油」と呼ばれ、香料などとして利用される

  1. 植物の形態:
    成長すると高さ1.3メートルほどに達する常緑性低木です。
  2. 花・葉の特徴:
    葉には深い切れ込みがあり、繊毛があるため手触りが柔らかい。
  3. 効能:
    ローズゼラニウムの精油は緩和鎮静剤で、神経痛に対して使うことができ、ことに原因が肉体的なものより神経的なものにあると思われる痛みに用いられます。
  4. 効能:
    下痢止めや健胃薬、解熱、鎮痛、通経剤などとして古くから使用されていました。 また、シトロネールやリナロール、ゲラニオールといった香り成分には精神のバランスを取る作用があり、興奮を鎮め、憂鬱感や落ち込みを解消させる助けとなります。ホルモンの分泌を整えることから、婦人病や更年期障害などの症状に役立つとされています。
 目次へ戻る