薬草「オゼコウホネ」

薬草「オゼコウホネ」

学名: Nuphar japonicum var.ozeense

Herbs album

薬膳薬草図鑑

  • 写房 「楠華堂」象形文字
  • 薬膳薬草図鑑のホームページにご訪問いただき、誠にありがとうございます。
  • 薬膳薬草の図鑑では、薬膳料理に欠かせない多種多様な薬草についての詳細な解説と、美しい写真を提供しております。
 Herbs

 (画像クリックで拡大)

北海道猿払原野、本州月山、尾瀬沼の高山から北地の池沼に自生しています。

尾瀬河骨(オゼコウホネ)

名の由来は、尾瀬に自生するコウホネから、オゼコウホネの名になったといいます。薬用部位は根茎で生薬名を川骨(せんこつ)といいます。

  1. 生育環境と植物の形態:
    根茎は太く泥の中を這い繁茂する。水中の葉は短柄があり長卵形、水面に浮かぶ葉は広楕円形長さ8~15センチ、葉裏の中脈に沿って毛がある
  2. 花の特徴:
    花は、7~8月水上に柄を伸ばして黄色の花を1個つけます。直径約2~3センチ、がく片5枚、花びら状に見え、多数の花弁と雄しべがあり、柱頭盤が深紅色です。
  3. 効能:

    更年期障害などの婦人薬として、また打撲の消炎などに用いられています。

 目次へ戻る