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フィリピンの原産で、マレー、スマトラ島で広く栽培されています。日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
生薬名はカッコウで、薬用部位は地上部です。パチョリの精油はパチョリアルコールとよばれ、白檀にミントを合わせたような甘くさわやかな香りで、香水の調合に用いられます。ポプリにもよいでしょう。
健胃作用があり、下痢、頭痛、腹部膨満感、嘔吐などに用います。夏の胃腸障害や暑気当たりには常用薬とされています。
インドではパチョリを衣服の香料や浴湯料として用いるほか、喘息や消化器系疾患の治療に用いることがあります。
パチョリ
生薬名はカッコウで、薬用部位は地上部です。パチョリの精油はパチョリアルコールとよばれ、白檀にミントを合わせたような甘くさわやかな香りで、香水の調合に用いられます。ポプリにもよいでしょう。
多年草。草丈50~70 cm。茎は直立し、四角形で細毛が密生、分枝が多いです。葉は対生し、葉肉はやや厚く、葉の縁に不整の鋭鋸歯があります。両面に短い細毛が密生し、とくに葉脈の部分に多いです。
晩秋に咲きますが、温帯では開花しにくいです。
健胃作用があり、下痢、頭痛、腹部膨満感、嘔吐などに用います。夏の胃腸障害や暑気当たりには常用薬とされています。
インドではパチョリを衣服の香料や浴湯料として用いるほか、喘息や消化器系疾患の治療に用いることがあります。