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ヨーロッパ東南部、アジアの東部、南部に分布し、日当たりのよい乾燥地帯に生える常緑低木です。
生薬名はサンソウニンで、薬用部位は種子です。ナツメより核の部分大きいところから核太(サネブト)の名が付きました。
核太棗(サネブトナツメ)
生薬名はサンソウニンで、薬用部位は種子です。ナツメより核の部分大きいところから核太(サネブト)の名が付きました。
枝は暗褐色で節が膨らみ、節から2~3本の枝が伸び、托葉が変化したトゲがあります。近縁のナツメにはトゲがありません。
花期は5~6月で集散花序に黄色い小さな花を付けます。
精神を安定させて、強い不安からくる動悸や不眠の解消、汗をとめる働きがあります。不眠症や神経症などに効果的です。