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日本各地、朝鮮半島から中国にかけて分布する2年生の草本植物で、日当たりのよいやや乾燥した山野に生育します。
生薬名はトウヤクで、薬用部位は開花期の全草を用います。全草が非常に苦く、和名は千回振り出し(煎じ)ても苦味を感じるところから名づけられたといわれます。
ゲンノショウコ、ドクダミと共に日本の三大民間薬の一つとされていて、苦味健胃薬および整腸薬として用います。
千振(センブリ)
生薬名はトウヤクで、薬用部位は開花期の全草を用います。全草が非常に苦く、和名は千回振り出し(煎じ)ても苦味を感じるところから名づけられたといわれます。
草丈は5-20 センチメートルで、茎は単立するか、根元から数本に分かれて生えます。。茎は薄紫色を帯び、太さは1-2ミリメートルで断面はやや四角いです。
花は秋に咲き、花冠は淡紫色の脈がある白色で、深く5つに裂けています。
ゲンノショウコ、ドクダミと共に日本の三大民間薬の一つとされていて、苦味健胃薬および整腸薬として用います。