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中国北部~中央アジア、インドの原野,砂地などの乾燥地帯に分布する裸子植物で、常緑の小低木です。
生薬名はマオウで、利用部位は地上茎です。
鎮咳、去痰、抗炎症、発汗、解熱などの作用があります。
葛根湯(かっこんとう)、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)など感冒処方を中心とした処方に配合されています。
支那麻黄(シナマオウ)
生薬名はマオウで、利用部位は地上茎です。
草質状の常緑小低木.樹高30~70cm.根茎は木質で厚く屈曲します。.茎は細長く分枝してやや扁平で多節.葉は細かい鱗片状で節に対生し,基部は合体し,苞茎して鞘状になります。
黄色の花を着けます。茎の節に鱗片葉が2、3枚見られます。これは葉が退化したものです。
鎮咳、去痰、抗炎症、発汗、解熱などの作用があります。
葛根湯(かっこんとう)、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)など感冒処方を中心とした処方に配合されています。