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日本のイブキジャコウソウの近縁種ですが原産地は地中海沿岸です。日本には明治初期に渡来しました。葉のすがすがしい香りが特徴で、薬用、料理に用いられます。
生薬名はジャコウソウで、利用部位は全草です。花期の頃刈り取り、水洗いしてフレッシュで用いるか、日干しにして用います。
芳香成分に発汗、収れん、利尿、強壮作用。 鎮痙、鎮咳、風邪、頭痛に効能があります。
ハ-ブティ-にも用いられますが、このティ-は子宮を強く刺激するので、妊娠中の方は避けたほうが良いでしょう。
立ち麝香草(タチジャコウソウ)
生薬名はジャコウソウで、利用部位は全草です。花期の頃刈り取り、水洗いしてフレッシュで用いるか、日干しにして用います。
香辛料などに栽培される小低木です。樹高は20~30cm、茎は叢生し、下部では匍匐しますが上部では直立します。幹の根元は木質化し、先の尖った小さな葉を無数につけます。
花期は5~6月、薄紫色の小さな花を輪散花序につけます
芳香成分に発汗、収れん、利尿、強壮作用。 鎮痙、鎮咳、風邪、頭痛に効能があります。
ハ-ブティ-にも用いられますが、このティ-は子宮を強く刺激するので、妊娠中の方は避けたほうが良いでしょう。