薬草「ウスベニアオイ」

薬草「ウスベニアオイ」

英名: Common mallow

Herbs album

 Herbs

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ヨーロッパ原産で、主に観賞用に栽培されています。お湯を注ぐと青色になり、時間の経過とともに酸化されて青・紫・ピンクと変化します。酸性であるレモン汁を数滴加えると青からピンクへと変化するので人気があります。

薄紅葵(ウスベニアオイ)

生薬名はマローです。薬用部位は花です。

  1. 生育環境と植物の形態:
    二年草~多年草。草丈は1mほどで、全体に粗い毛があります。葉は円形で縁に鋸歯があり、互い違いに出ます。
  2. 花の特徴:
    初夏から夏にかけて紫紅色の花を付けます。
  3. 効能:

    花のハーブティーを咳やカゼ,タバコの吸いすぎによる咳が止まらない症状などに用います。喉や胃の粘膜を保護し、胃腸や腸炎など消化器系の症状を緩和します。

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