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メキシコ~中米原産の蔓性多年生植物で、現在では湿潤な熱帯地域で栽培されています。バニラの鞘がバニラビーンズで、芳香成分をアルコールで抽出して溶剤に溶かしたものをバニラ・エッセンス、バニラオイルと呼んでいます。
利用部位は種子を含んだ種子鞘です。発酵、乾燥などの処理をすることにより独特の甘い香りがしてきます。
バニラの香味成分はバニリンと呼ばれ、鎮痛、解熱、ヒステリー、月経不順、催淫薬としても用いられました。
華尼拉(バニラ)
利用部位は種子を含んだ種子鞘です。発酵、乾燥などの処理をすることにより独特の甘い香りがしてきます。
葉は互生し、茎を抱くように短い葉柄を有しており、葉身は多肉質、長楕円形で先端が尖っています。無毛で、光沢のある鮮緑色をしており、長さは10~25cmで、葉の反対側から白い紐状をした気根を出して樹木などに着生します。
バニラは淡黄緑色のラン特有の花を咲かせますが、花の寿命は短く、半日~1日ほどです。
バニラの香味成分はバニリンと呼ばれ、鎮痛、解熱、ヒステリー、月経不順、催淫薬としても用いられました。